Album of the Month(2020年2月)

 今年こそ一枚ずつ記事を書こうかなと思っていたんですが早速面倒になり、でもどこかに聴いた感想は言葉にして残しておきたい、ということで試しに月の終わりに書いてみることにしました。シリーズ化するかは分かりませんが、自分のカタログ的な意味合いを込めてゆるゆるとやりたいです。

 基本的には購入したアルバムで書きますが、何にもなかったら買ったけどちゃんと聴いてなかったアルバムを棚から引っ張り出したり、今月は「このバンド強化月間!」と決めて何かを聴いて書くかもしれないです。

 配信でのみ聴いた作品は、メモはするかもしれませんが、たぶん大した感想は書かないと思います。

 

 ★がついてますが下のような感じです。

 

★★★★★=これからもずっと聴きそう

★★★★☆=名盤 

★★★☆☆=おすすめできる

★★☆☆☆=もう少し聴き込みたい

★☆☆☆☆=ピンとこなかった

赤色=人は知らんが個人的に好き

 

 印象だけでつけるので大した意味はないですが、赤色ついてたら筆者の中で客観的な評価よりも主観的な評価が大きいと感じている、と思ってもらって大丈夫です。

 その時の評価なので多分三日後には変わる。

 

 まずは今年リリースのアルバムから。

 SHISHAMOSHISHAMO 6』 ★★★☆☆

SHISHAMO 6

SHISHAMO 6

  • アーティスト:SHISHAMO
  • 出版社/メーカー: GOOD CREATORS RECORDS / UNIVERSAL SIGMA
  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: CD
 

  前に記事も書きましたが、どこから聴いても良い曲が揃っているアルバム。長いので全部通して聴こうって気にはなかなかならないんですが、それが仇にならないというのはある意味良くできていますよね。

 歌詞含めて円熟味とあざとさが増したような気がします。宮崎朝子という人物のことを自分は天才の一人だと思っていて、SHISHAMOはもしかしたらaikoのような立ち位置にくるのではないかとぼんやり思っているのですが、不思議と、宮崎朝子一人で活動する、というヴィジョンは全く見えてこないし、SHISHAMOのまま活動していってほしいと思っています。SHISHAMOというバンドが彼女の才能を閉じ込めることなく引き出せているからなのかな。

 

シュリスぺイロフ『遊園地は遠い』 ★★★☆☆

【メーカー特典あり】 遊園地は遠い(セルフライナーノーツ冊子付き)

【メーカー特典あり】 遊園地は遠い(セルフライナーノーツ冊子付き)

  • アーティスト:シュリスペイロフ
  • 出版社/メーカー: DELICIOUS LABEL
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: CD
 

  以前に一度ライブは見たことがあったのですが、アルバムを買ったのは初めて。なので、前作との比較とかは特にできないんですが、時代が変わってもオルタナティブなギターロックは存在するんだなぁ、と強く強く実感した一枚。楽器の音がかっこよくて、こういうバンドに憧れるんだよな、と感じました。歌詞も「言いすぎない、答えを出さない」という、今の時代今の音楽には逆行したようなイメージがあるのですが、この余白が心地良いです。くたびれてもロックンロール。

 

THE KEBABS『THE KEBABS』 ★★★☆☆

THE KEBABS(初回限定盤)

THE KEBABS(初回限定盤)

 

  天才集団が全力でバカをやった結果がこれ。非常に楽しいライブアルバムです。

 バカバカしいことをちゃんと面白く/かっこよくするには、それだけの能力が必要だと思っているのですが、THE KEBABSはまさにそう。『猿でもできる』とか歌ってますけど、良い子は真似しないでねって言うかそう簡単に真似できるもんじゃない。

 それにしても、田淵智也が書く歌詞の、UNISON SQUARE GARDENの歌詞からの落差がすごい。さっきも名前を出した『猿でもできる』に至っては歌詞が二行しかない。そういうところも楽しいバンド。

 

SAKANAMON『LANDER』 ★★★☆☆

LANDER

LANDER

  • アーティスト:SAKANAMON
  • 出版社/メーカー: TALTO
  • 発売日: 2020/02/26
  • メディア: CD
 

 もともと偏屈さとユーモアに満ちたバンドだったSAKANAMON。これまでは卑屈なところもわりとあったのですが、今回はその卑屈さがちょっと顔を潜めて、その分生活を思い出させるようなフィーリングが強まりました。果たしてそれは、冴えない日常をおくる人に寄り添うエールソングになっている。

 学生の頃に好きになったバンドですが、このアルバムは、自分が社会人である今リリースしてくれて本当に嬉しい。

 曲はと言えば、ばっちりロックでキラーなチューンがあるかと言えばそうではないと思うんですが、それがまた今の自分のモードと合っているので、そういう意味でもよく聴くアルバムになるような気もします。

 

続いて旧譜。

きのこ帝国『愛のゆくえ』 ★★★★☆

愛のゆくえ(初回限定盤)(DVD付)

愛のゆくえ(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:きのこ帝国
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: CD
 

  このアルバムの、ゆったりしたBPMで、音も間引かれた楽曲群を聴きながら過ごすのが最近のお気に入りです。リリース当時レンタルはしたもののあまりピンと来ず、聴いてもクライベイビーばかりだったんですが、そのクライベイビーだけでも手元に置きたい、と思ってアルバムを買ったらすごくハマりました。「LAST DANCE」~「夏の影」の、温い空気の中を歩いていくような空気感が特に好きです。

 

school food punishmentair feel, color swim』 ★★★★☆

Air Feel.Color Swim by School Food Punishment (2007-11-27)

Air Feel.Color Swim by School Food Punishment (2007-11-27)

 

 高校生の頃、当時の友人に教えてもらったバンドでした。当時はいわゆるストレートでキャッチーな曲ばかりが好きだったので、このアルバムは「you may crawl」くらいしか聴いていなかったんですが、中古で見つけて購入。改めて聴いてみて、 ボーカルの力強さとプログレ染みた曲調が良く合っていてかっこいい。その一方で「art line」で聴けるようなカラフルなシンセの音色がアクセントにもなり、アルバムに良い起伏を作っています(当該曲は6分とだいぶ長いけど)。

 

school food punishmentair feel, color swim』 ★★☆☆☆

Prog-Roid(初回生産限定盤)(DVD付)

Prog-Roid(初回生産限定盤)(DVD付)

 

  こちらも上と同じタイミングで購入。このアルバム、「RPG」と「in bloom」しか聴いていなかったので、中盤の四つ打ち系の曲にまったく気づいていませんでした。こんな曲あったんだ……と思いつつ、このへんは『air feel, color swim』と比べるとだいぶ印象変わるなぁと。サウンドスケープとしては作り込まれているように感じたので聴き込めばまた抱く感想は変わりそうですが、今のところはばっちり好みとまではいかず。改めて聴いてみて、「flashback trip syndrome」〜「光」の流れがハイライトだと感じました、ここが好き。